その他の国際貢献(2014年度~2017年度)

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2014年度~2017年度 

2014年度~2017年度

2014年度 国際医学研究会(慶應義塾大学医学部学生組織)の第37次派遣団に寄附金30万円を供与した。同研究会より下記の報告があった。
 派遣期間:平成26年7月20日~8月29日
 訪問国:ブラジル
 団  長:竹内裕也先生(慶應義塾大学医学部外科学教室一般・消化器外科 准教授)
 【活動内容】
 ブラジルの下記地区を訪問し「医の原点」の実体験をした。
1.マナウス:マナウス市保健局の巡回診療船に同乗し、最上流の村まで一晩で一気に上り、そこから午前・午後に分けて少しずつ川を下りながら8ヵ所の無医村地区の巡回診療を行った。
2.クイアバ:先住民族であるシャバンテ族の村をEDS(Expedicionários da Saúde:健康の十字軍の意の非営利組織)の一員として本研究会史上初めて巡回診療に参加し、縦横数百キロ程の地域に点在するシャバンテ族の村々に事前に医師を派遣し、そこでトリアージ行い、その後、治療が必要な人を一箇所の村に集め、そこで実働7日間という期間で、手術や検査を一挙に行った。
3.ベ レ ン:①アマゾニア日伯援護協会訪問、②アマゾニア病院訪問、③アマゾニア病院におけるメタボリックシンドローム調査、④トメアスー十字路アマゾニア病院におけるメタボリックシンドローム調査、⑤トメアスー綜合農業協同組合表敬訪問、等を行った。
4.サンパウロ:①サンパウロ医師会訪問:Webカンファレンス形式で団長講演、②Emilio Ribas病院見学、③サンタカーザ大学病院訪問:現地医学生と救急医療実習、④第27回日伯医学生会議開催、⑤サンパウロ州立大学(USP)訪問:USPの一般・消化器外科を訪問して団長講演を行った後、病院内を見学、⑥ブラジル保健省サンパウロ支局を訪問:HIVの現状聴取、等を行った。

2015年度 国際医学研究会(慶應義塾大学医学部学生組織)の第38次派遣団に寄附金30万円を供与した。同研究会より下記の報告があった。
   派遣期間:平成27年7月18日~8月30日
   訪問国:ブラジル・ペルー
   団 長:福永興壱先生(慶應義塾大学医学部内科学教室呼吸器内科 専任講師)
 【活動内容】
  本年度の第38次派遣団は、本研究会の設立趣旨である「医の原点の実体験」、及び「医学、医療を通じた国際交流」を基本指針とし、主要テーマとして「伝統医療を通じた地域医療の理解と理想的医療体系の探求」、「継続的な現地貢献」を目標として設定した。
1.「医の原点」の実体験
 ・アマゾナス州マナウスにおいて、アマゾン川流域の無医村をめぐる巡回診療船に
  同乗し、医療活動を実施した。
 ・ペルーの伝統医(グランデーロ)を訪問し、医療の歴史と技術を学んだ。
 ・EDS(Expedicionários Da Saúde)という現地のプロジェクトに参加することで
  先住民族(インディオ)であるヤノマミ族の村を訪問し、  診療及び健康調査、
  検査・手術の見学を行った。
2.医学医療を通じた国際交流
 ・現地医学部や医療施設を訪問し、実習を行った。
 ・現地医学生と「第28回日伯医学生会議」を開催し、ポルトガル語で医学的話題を
  発表し討議を行った。
 ・現地において、本医学部教員である団長が日本における最新の医学的知見を
  講演し、現地医療従事者と討論を行った。
 ・世界を舞台に活躍されている三田会の先輩方を訪問した。
3.伝統医療を通じた地域医療の理解と理想的医療体系の探求
 ・シャーマンの行う伝統医療を学び、その知識や技術について医学的観点から
  考察した。
 ・ブラジルの先住民族(インディオ)であるヤノマミを訪問し、現地医療の実際と、
  先住民の医療に対する認識を学んだ。
4.継続的な現地貢献
 ・アマゾン川巡回診療船に同乗し、医療開発途上地域の現状把握及び啓発活動
  を行うことで、現地への医療支援の一助となるよう努めた。
 ・昨年度に引き続き、EDS(Expedicionários Da Saúde)という現地のプロジェクトに
  参加し、先住民族(インディオ)であるヤノマミ族の村を訪問し、健康調査及び診
  療活動を行った。

2016年度 国際医学研究会(慶應義塾大学医学部学生組織)の第39次派遣団に寄附金30万円を供与した。同研究会より下記の報告があった。
派遣期間:平成28年7月16日~8月30日
 訪問国:ブラジル・キューバ
 団  長:川久保博文先生 慶應義塾大学医学部外科学教室(一般・消化器外科)専任講師
【活動内容】
 本年度の第39次派遣団は、本研究会の設立趣旨である『医の原点の実体験』、『医学、医療を通じた国際交流』及び上記の『各地域に即した現地貢献の探求』を基本指針とし、独自の目標として『理想的医療体系と医学教育の探求』を掲げ活動を行なった。本派遣団は、ブラジルの他に社会主義国家で独自の医療体系を持つキューバを訪れることで、日本とは大きく異なる医療を実体験してきた。また、ブラジル国内での活動は新たな地域に活動範囲を拡大するとともに過去派遣団の活動を継続し、より発展させていくことで、国際医学研究会として長きに渡り継続していく活動の一貫性及び現地還元の可能性を探求した。本年度の活動目標とその具体的な活動内容は以下のとおり。
1.「医の原点」の実体験
 ・アマゾナス州マナウスにおいて、アマゾン川流域の無医村をめぐる巡回診療船に同乗し、医療活動を実施した。
 ・シングー・インディオ国立公園を訪れ、そこで生活をする先住民族(インディオ)の村を訪問し、巡回診療及び健康調査、手術への参加を  行った。
2.医学、医療を通じた国際交流
 ・現地大学医学部や医療施設を訪問し、実習を行った。
 ・現地医学生と「第29回日伯医学生会議」を開催し、ポルトガル語で日本の医療の現状を発表、討論を行った。
 ・団長の川久保博文先生が日本における消化器外科の先端医療について講演し、現地医療従事者と討論を行った。
 ・世界を舞台に活躍されている三田会の先輩方を訪問した。
3.各地域に即した現地貢献の探求
 ・シングー川流域の先住民族(インディオ)に先進医療を提供するProjeto Olhos do Xinguに参加し、現地医療の実際と、先住民族の医療に対する認識  を学んだ。
 ・過去派遣団が健診を行ってきたアラカチ市のProfessor Antonio Montereiro学校にて学童健診を実施し、成果を比較検討した。
4.理想的医療体系と医学教育の探求
 ・高度医療を提供するサンパウロの大学病院や高所得者向けの私立病院、地域に根差した医療機関など、ブラジルに存在する様々な医療体系について考察  した。
 ・キューバのファミリー・ドクター、総合診療所、大学病院を訪問し、プライマリー・ヘルスケアを徹底する社会主義国キューバの医療体系について考察  した。
 ・世界中の無医村地域から学生を無償で受け入れ、医師として無医村地域へ派遣するキューバのラテンアメリカ医科大学をはじめ、現地医学部を訪問し   た。

2017年度 国際医学研究会(慶應義塾大学医学部学生組織)の第40次派遣団に寄附金30万円を供与した。同研究会より下記の報告があった。
 派遣期間:平成29年7月15日~8月27日(44日間)
 訪問国:ブラジル
 団  長:武林亨先生 慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室 教授
【活動内容】
 本年度の第40次派遣団は、本研究会の設立趣旨である『医の原点の実体験』、『医学、医療を通じた国際交流』及び上記の『各地域に即した現地貢献の探求』を基本指針とし、独自の目標として『文化的・社会的背景に応じた理想医療の探求』を掲げ活動を行なった。
本研究会は、創設以来ブラジルにおける活動をその原点としていたが、活動地域を徐々にアフリカや大洋州へと広げてきた。これにより世界の多様な地域における医療を実体験し、数々の実績を重ねてきた。私ども第40次派遣団は、ブラジル1か国のみに絞ることでミクロな視点に立ち返り、同じ国内においても各地域・民族が求めている医療の相違を調査してきた。また、ブラジル国内で過去派遣団の活動を継続し、過去の手法、結果をもとに考察を発展させていくことで、国際医学研究会として長きに渡り継続していく活動の一貫性及び現地還元の可能性を探求した。以下、本年度の活動目標とその具体的な活動内容を記す。
1.「医の原点」の実体験
 ・アマゾナス州マナウスにおいて、アマゾン川流域の無医村をめぐる巡回診療船に同乗し、医療活動を実施した。
 ・シングー・インディオ国立公園を訪れ、そこで生活をする先住民族(インディオ)の村を訪問し、巡回診療及び健康調査を行った。
2.医学、医療を通じた国際交流
 ・現地大学医学部や医療施設を訪問し、実習を行った。
・現地医学生と「第30回日伯医学生会議」を開催し、ポルトガル語で医学的話題を発表、討論を行った。
 ・団長の武林亨先生が日本における最新の公衆衛生学の医学的知見について講演し、現地医療従事者と討論を行った。
 ・世界を舞台に活躍されている三田会の先輩方を訪問した。
3.各地域に即した現地貢献の探求
・マット、・グロッソ州クイアバにおいてシャバンテ族を訪問し、彼らの伝統医療の実際と、先住民族の医療に対する認識を学んだ。
・過去派遣団が健診を行ってきたアラカチ市のProfessor Antonio Monteiro学校にて学童健診を実施し、成果を比較検討した。
4.文化的・社会的背景に応じた理想医療の探求
 ・ブラジル各地の医療機関を訪問し、実習を行うことで、地域ごとの医療の現状を体感する。
・ブラジル先住民族を複数訪問し、各民族の歴史・文化・社会面から理想医療について考察する。