大山激励賞受賞者一覧(1986~1995年度)

1986~1995年度 1996~2005年度 2006~2015年度 2016~2016年度

1986~1995年度

(所属は受賞時の所属・敬称略)

年 度 氏 名 所属・役職等 業績内容
1986年度 井上 真 鍼医師 井上氏は中米ニカラグワにおいて鍼技術をもって現地人の治療活動をつづけ、自然病院村の設営に力をつくしている。このプロジェクトに活動している日本人、鍼灸師達に針を贈り、激励した。
1987年度 高島 滋子 医師 埼玉県上福岡市の開業医高島医師は、1986年よりアフリカのモザンビークの少女2名を里親としてひきとり、将来保健医療人として教育後、母国へ貢献せしめるべく個人で奮闘してきた。同時にモザンビークの窮状をマスコミを通して訴え古着古靴等を救援物質として送りつづけた努力に対し激励賞を贈った。
須藤 昭子 医師 第11回大山健康財団賞の受賞者須藤医師は、1976年以来ハイチで、サナトリウムの院長として現地の結核患者の治療に身を挺してきた。最近ハイチの政情が不安定で、須藤医師の活動もますます困難を増してきたことに対して、激励賞を贈った。
1988年度 立山 恭子 JICA専門家 JICAより衛生看護師としてエジプトに派遣され、カイロ大学の小児病院プロジェクトリーダーとして活躍した。
飯田 美恵子 ケニア・ケニヤッタ国立病院勤務 8年間ケニアに滞在、現地病院で臨床検査技師として働いた。1988年神戸市で開催された国際臨床検査技師総会にケニア代表として参加した。
1989年度 建野 正毅 JICA専門家 チームリーダー 熱帯病研究に志し、JICAを介して南米のパラグアイ、ブラジルでチームリーダーとして活躍されている。その情熱と実践を激励した。
1990年度 工藤 泰雄 東京都立衛生研究所 統括課長
微生物部細菌第一研究科長
WHO、JICAその他の依頼でナイジェリア、タイ、フィリピンへ出張し、「腸管系病原菌の分離・同定」の頻繁な技術指導を行った。
1991年度 須知 雅史 東海大学医学部
公衆衛生学教室 助手
WHO西太平洋事務局のフィリピンにおける結核プロジェクトに長期貢献した。
1992年度 吉武 克宏 エジプト家族計画プロジェクト
チームリーダー
エジプトに長期間滞在し、母子保健、家族計画のプロジェクトに対する技術協力を行った。
1993年度 アジア医師連絡協議会(AMDA)(日本支部代表 菅波 茂 氏) 同 左 AMDAはNGOとして全く新しいタイプの国際医療協力を実施している。すなわち個人の努力、献身によるものではなく、企画し、組織し、問題提起をしながら行動する近代的手法を創造し、駆使している。従って、国内、海外、とくにアジアの医師、コ・メジカルの共感を得て、インド、マハラシュトラ州地震救援、ネパール/バングラデシュ大洪水救援他多くのプロジェクトを実践してきた。
1994年度 徳永 瑞子 アフリカ友の会 代表 1991年に「アフリカ友の会」を結成、’92年来は中央アフリカ共和国の首都バンギでエイズ問題と取り組んでおられる。その活躍と素志を激励した。
1995年度 工藤 芙美子 国際保健協力市民の会 所属 マラウイ・エチオピア等で医療救援活動、保健衛生活動に従事され、1990年からは国際保健協力市民の会」に所属、タイ東北部で下痢症の予防、健康チェック、AIDSプロジェクトに尽力、困難の中での活躍に激励賞を贈った。