理事長からのご挨拶

公益財団法人 大山健康財団
理 事 長  神 谷 茂

Prof.Kamiya-photo  永年、本財団の発展に人一倍力を尽くされてこられました竹内勤理事長が、本年3月20日に急逝されました。ここに、謹んで哀悼の意を表します。
本年4月10日付で前理事長の後任として微力ながら理事長をお引き受けすることになりました神谷茂でございます。
 何卒、宜しくお願いいたします。

 本財団は大山梅雄氏(1910~1990年)の寄附により、昭和49年8月8日(1974年)厚生省より認可を受け「財団法人大山健康財団」として設立され、平成20年の公益法人制度改革に伴い公益財団法人としての移行認定を受け、平成25年4月1日付で改めて「公益財団法人大山健康財団」として再出発しております。
 大山梅雄氏は事業を展開するにあたり、自ら理事長として、浅見敬三博士(当時、慶應義塾大学医学部寄生虫学教授、東京都寄生虫予防協会理事)の協力を得て、予防医学的研究および健康増進に関する事業を援助推進して人類の健康と社会の福祉に寄与することを目的とし、目的達成のため学術研究助成事業と顕彰事業を行うことと致しました。

 学術研究助成事業として大学、研究所などで行われている学術研究のうち、一般細菌感染症、ハンセン病、リケッチア症、寄生虫病などの研究を対象として研究助成金を贈呈すること、また顕彰事業として大山健康財団賞、同激励賞を創設して予防医学、公衆衛生の分野で国内または発展途上国において感染症の学術研究、普及、啓発に顕功のあった人を顕彰すること、また感染症研究者の国際学会への派遣や招聘、感染症関係の国際会議への協力にAsami Grantを贈ることなどとしました。
 なお、公益財団法人移行後は、これに学術集会支援事業を追加し、予防医学、感染症(細菌、寄生虫)、特に発展途上国における感染症の疫学研究、顧みられない熱帯病等に関する学術集会に対する支援、助成を行っております。
 大山健康財団発足後44年、学術研究助成金総額365,750,000円、大山健康財団賞受賞者43名、1団体、大山激励賞受賞者32名、1団体に贈呈して参りました。
 また、Asami Grantの主なものとして日中寄生虫病学セミナー、日中国際微生物会議、国際医学研究会(慶應義塾大学医学部学生組織)海外派遣団などであります。
 本財団では、平成27年3月にこれまでの事業を集大成した「公益財団法人大山健康財団40年のあゆみ」を刊行しました。
歴代の理事長はじめ関係者各位がこれまで築き上げてこられた実績をもとに、平成27年にさらなる発展を期し、本財団のホームページを開設しました。

 大山梅雄氏の遺徳をしのび、事業の発展に尽力された歴代の顧問、理事、監事、評議員、選考委員各位、ならびに事務局員に改めて感謝申し上げますとともに、今後とも本財団の発展に変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。 

  • 2018年4月