第 1回(1974年)~第10回(1983年) 第11回(1984年)~第20回(1993年)
第21回(1994年)~第30回(2003年) 第31回(2004年)~第40回(2013年)
第41回(2014年)~第50回(2023年) 第51回(2024年)~第51回(2024年)
第51回(2024年)~第51回(2024年)
(所属は受賞時の所属・敬称略)
回 年度 |
氏 名 | 所属・役職等 | 業績内容 |
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第51回 2024年度 |
押谷 仁 | 東北大学大学院医学系研究科微生物学分野 教授 国際交流支援室 室長 感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点 拠点長 医師 医学博士(東北大学) |
押谷 仁氏は、開発途上国で医療支援をしたい一念で東北大学医学部に入学され、 卒業後の1991年から1994年まで国際協力機構(JICA)の長期専門家としてザンビアでウイルス学の指導に尽力された。 1999年から2006年にかけては、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局で感染症地域アドバイザーとして貢献された。 特に、赴任中の2002年には、2003年7月にWHOが封じ込めを宣言するまでに世界で約8,000人が感染し800人近くが命を落とした重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生し、同僚のカルロ・ウルバニ医師と共に事態収拾に奔走された。 その結果、当初は押谷氏とスタッフ1名という小さなプロジェクトだったのが30名を超えるスタッフと多額の予算がつくまでに拡充された。 2005年より、東北大学大学院医学系研究科教授に就任されてからは フィリピン、ザンビア等のアジア・アフリカを研究フィールドとして感染症研究を行われると共に、2020年より内閣官房新型コロナウイルス感染症対策分科会委員、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードメンバーのほか新型コロナウイルス感染症関連の数多くの専門家会議・委員会等の委員を務められ、新型コロナウイルス感染症対策に大いに貢献されている。 |