第 1回(1974年)~第10回(1983年) 第11回(1984年)~第20回(1993年)
第21回(1994年)~第30回(2003年) 第31回(2004年)~第40回(2013年)
第41回(2014年)~第43回(2016年)
第31回(2004年)~第40回(2013年)
(所属は受賞時の所属・敬称略)
回 年度 |
氏 名 | 所属・役職等 | 業績内容 |
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第31回 2004年度 |
小澤 敦 |
東海大学 名誉教授 |
東海大学医学部微生物学教授として後進の指導にあたると共に、国際協力事業団のケニア中央医学研究所における第Ⅱ期感染症研究プロジェクトの国内委員として、又第Ⅲ期プロジェクトの国内委員長として尽力した。 ケニア中央医学研究所に22回も足を運び、チームリーダーと協議を重ね、ウイルス、細菌、寄生虫感染症の基礎的、臨床的研究を基盤とした疫学、予防、治療対策を推進する一方、文化人類学に立脚した衛生教育の展開にも力を入れ、とくに第Ⅲ期プロジェクトの成果はケニア国立第三者評価機関から高く評価され、ケニアの保健衛生問題の解決に大きな貢献をした。 |
第32回 2005年度 |
石川 信克 |
財団法人結核予防会結核研究所 副所長 |
(財)結核予防会結核研究所で疫学研究に携わるかたわら、1978年より8年間建国間もないバングラデシュ人民共和国に滞在して、現地民間団体で結核対策樹立支援に尽力し、帰国後結核研究所に復帰されてからも現在に至るまで26年間毎年現地に赴いて、住民の結核プロジェクトの支援を続けられ、同国の結核対策に大きな貢献をされている。 |
第33回 2006年度 |
阿部 春代 | タイ王国コンケン県立シリントン病院 看護師 | 1976年盛岡赤十字看護専門学校卒業後、キリスト教団体好善社派遣看護師として、1978年より12年間沖縄県・岡山県のハンセン病療養所に勤務しハンセン病患者の看護に従事、1990年より現在に至る17年間はタイ王国に滞在し、国立ノンソムブーン療養所(現コンケン県立シリントン病院)のセルフケア・クリニックで又東北部の療養所を巡回して、ハンセン病患者の末梢神経障害による後遺症(手指・足趾の脱落)の予防、看護に尽力し、タイ王国のハンセン病対策に大きな貢献をされている。 |
第34回 2007年度 |
牧野 幸江 |
マダガスカル民主共和国アンツィラベのアヴェマリア産院 看護師、助産師 |
マダガスカル民主共和国の厳しい生活、医療環境の中で、マリアの宣教者フランシスコ修道会の会員として牧野看護師は、アンツィラベにあるアヴェマリア産院で16年間助産師として地域医療に貢献しておられます。 平間看護師は同国の首都アンタナナリボにあるアッシジの聖フランシスコ病院の看護師長として16年間医療体制の充実と看護教育による医療レベルの向上に尽力されている。 |
平間 理子 |
マダガスカル民主共和国首都アンタナナリボのアッシジの聖フランシスコ病院 看護師、助産師 |
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第35回 2008年度 |
森口 幸雄 |
リオ・グランデ・ド・スル・カトリック大学医学部 教授 |
1971年より現在までブラジル連邦共和国リオ・グランデ・ド・スル・カトリック大学医学部教授として、南アメリカに初めて老年医学を開講し、研究と人材育成に多大の業績をあげておられます。また、毎年日系人移住地の無料巡回診療、毎週土曜日に貧困患者の無料診療を行うなど、長年にわたり国民の健康管理に尽力されてこられました。 |
第36回 2009年度 |
石田 勝子 |
コンゴ民主共和国ニャンクンデ福音医療センター 臨床検査技師 |
1974年より現在まで35年間アフリカ・コンゴ民主共和国ニャンクンデの福音医療センターで宣教師として、また臨床検査技師として、医療技術の普及に尽力してこられました。この間民族間の対立紛争による治安悪化で身の危険にさらされることも少なくなかったにもかかわらず、現地の医療技術の向上だけでなく、後進の育成に対しても貢献されました。 |
第37回 2010年度 |
該当者なし | ||
第38回 2011年度 |
吉岡 秀人 |
特定非営利活動法人ジャパンハート 理事長 |
1995年より小児外科医師として幼児死亡率の高いミャンマーで、医療奉仕活動に携わり、数々の難手術を無償でこなしておられます。 2004年4月には世界に向けて発信できる日本人オリジナルの国際医療ボランティア組織としての特定非営利活動法人ジャパンハートを設立され、その活動のエリアもネパール、カンボジアにまで広げられる一方、国内僻地医療再生にも取り組んでこられました。 |
第39回 2012年度 |
小川 里美 |
日本赤十字 九州国際看護大学 准教授 |
1992年赤十字国際委員会(ICRC)の要請を受け、看護師としてケニアの病院に派遣され、旧スーダン内戦による負傷者の治療にあたられて以来、南スーダン北部の病院にて、外傷患者の治療、現地看護師の教育、病院事業の支援、衛生管理の指導などに携わって来られたほか、1999年のトルコ地震の際の救援活動及びパキスタン、アフガニスタンなど、多くの紛争地での救援活動に尽力された。 |
第40回 2013年度 |
該当者なし |